人権学習と関連させた単元型学習8

公開日: 2019年1月29日火曜日


「二わのことり」の振り返りです。

○ぼくが、もしやまがらさんみたいにおたんじょうびで、だれもきてくれなかったらさびし
いから、みそさざいさんも、もしたんじょうびで、だれもきてくれなかったらさびしいか
らいったとおもいます。おたんじょうびは、1年に1どしかないけど、おんがくかいのれ
んしゅうはなんかいでもできるから、やまがらさんのおうちにいったとおもいました。ぼ
くが、なわとびしたいときに、だれもケイドロにはいっていなくて、さびしそうにしてい
たから、ほんとはなわとびをしたいけど、ケイドロにはいってあげたら、とてもたのしそ
うにしていて、ぼくもとてもたのしくなりました。

○ぼくは、あそんでいるときに、人のきもちをかんがえていませんでした。でも、きょうの
がくしゅうでわかりました。どうしてかというと、人のきもちをかんがえると、ともだち
になれるし、いろんな人でもなかよくなれるということがわかりました。これからは、人
のきもちをかんがえて、そのつながりを見つけていきたいです。

○わたしがかんがえたことは、こころです。あかるくても、とおいさびしいところでも、か
んけいがないとおもう。みんなは、あかるいきれいなほうにいったけど、みそさざいは、
だれもいないとおもっていったとおもう。わたしにもそんなことがあって、おにごっこと
なわとびをどっちにしようかなとおもって、なわとびは、みんながいっていて、おにごっ
こは、一人しかいなかったから、おにごっこのところにいった。だから、わたしに、とも
だちが「ありがとう」といわれてうれしかったです。やっぱり、人のきもちをかんがえる
ことと、あいてのきもちをかんがえることが、やさしさのつながりだとおもいました。

○きょうのじゅぎょうで、あいてのきもちをかんがえてこうどうすると、あいても、じぶん
もうれしいきもちになることがわかりました。まえ、がくしゅうした「ぼくのはなさいた
けど」につながるとおもいました。どうしてかというと「しんせつ」とつながるからです。
ほかのとりたちは、いこうとしなかったけど、みそさざいさんだけいったので「しんせつ」
だとおもいました。きょう、ずこうのじかんで、しんぶんをわけてあげました。じぶんは
あいてのきもちをかんがえられたからです。これからは、あいてのきもちをかんがえよう
とおもいました。


今回は、人権学習として単元を組んで授業を行いました。単元の最初は、友達と仲良くしていくために、「友達に優しくする」と言っていた子どもたち。そのような子どもたちが、単元型学習において「優しくする」ことの内実を考えていったことで、上記の振り返りで最後の子どもが書いていることからも分かるように、「相手の立場に立って考える」「友達の気持ちを考える」ことが大切だと、多面的・多角的に捉えることができました。

最後に、別の時間で、今回の学習をもとに人権標語を考えました。話し合いの結果、決まった標語は、


です。すてきな標語ができ、子どもたちも大満足。
 周りのハートには、一人一人がこれからどんなことを大切にしていきたいかを書いています。
「ともだちが、えがおになれるようなことをしたい」
「ともだちにことばをつよくいわない」
「ともだちが、いやがらないことばをいう」
「ともだちが、しあわせになるようなことばをいう」
 このように、友達のことを考えて接していこうとする思いが伝わる言葉ばかりで、読んでいる自分が笑顔になりました。

 この学習を日常生活とつなげられるように、子どもたちが、友達に対して思いやりのある行動をとっていたときには、しっかりほめていきたいと思います。
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