人権学習と関連させた単元型学習

公開日: 2018年12月12日水曜日

校内人権旬間が先週から始まりました。
そこで、人権学習と道徳とを関連させた単元型学習に取り組むことにしました。
実施したのは、本学級の1年生です。

まず最初に、学活の時間で、友達との関わりについての問題点を出し合います。
次に、道徳で、相手の思いを考えることの大切さ、
そして、友達を大切にすることの大切さについて考えていきます。

なお、道徳では、
「ぼくの はな さいたけど」内容項目 B 親切、思いやり
「二わの ことり」内容項目 B 友情、信頼
(いずれも東京書籍)
の教材を使って考えていきました。

今回は、学活の時間についてお伝えします。
まず、自分たちの学級の問題点に気付かせるために、
「学校で嫌だな、やめてほしいなと思うことは何かな?」と聞いたところ、
次のような思いが出てきました。
(学校と聞きましたが、子どもたちは学級と捉えて思いを語っています)

「強く注意される」「話を聞いてくれない」など、子どもが言うたびに、
「あー、ある!」「自分も前された」といった反応が。
確かに、普段の子どもたちの様子を見ていて、
友達との関わりの中で起きているトラブルそのものです。

改めて見れば、こんなにあるのか…と思ってしまいますが、
逆に考えると、素直に嫌だったことを言えるというのは、
いいことなのではないかとも思います。
また、子どもたちの「やめてほしい!」という強い気持ちの表れであるため、
教師もその思いをしっかりと受け止めることが大切です。

そして次に、子どもたちにその時どのような思いがしたかを聞きました。
すると、青のチョークで書いているように
「悲しい」「嫌だ」「遊びたくない」「友達になりたくない」
と言います。
そこで、「じゃあ、どうしていけばいいだろうね?」と聞くと、
「う〜ん」と悩む姿が見られました。
そこで、「このような嫌な思いをしないように、どうしていけばいいかを考えていこう」
と投げかけました。
大きなテーマを設定したところで、道徳ではそのために大切な心について考えていくことも伝えました。

それでは、次回、道徳でどのような授業を行ったのかをお伝えしていきます。

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