人権学習と関連させた単元型学習2

公開日: 2019年1月9日水曜日

テーマを設定した後、道徳で「ぼくの はな さいたけど」を用いて授業を行いました。内容項目は「B 親切、思いやり」です。
導入では、「嫌な思いをしないためにどうしていけばいいだろう」というテーマについてどのように考えるかを聞きました。すると、子どもたちは「人に優しくする」と言います。そこで、まず、「人に優しくできているかな?」と問い、今の自分が「あまりできていない」「まあまあできている」「できている」のどの立場なのかを、ネームプレートで貼らせました。

次に、「あまりできていない」の子どもに理由を聞くと、「友達とケンカをして、遊びに入れてと言われたけど断った」と答えました。すると、「できている」に貼っていた子どもが「先生!やっぱり変えていいですか!」と言います。どうしてかと聞くと、「今の友達の話を聞いて、自分は友達に強く言ってしまってケンカをしたことがあるから、やっぱり『できている』から、『まあまあできている』に変えます」と答えました(板書の青の四角で移動している部分です)。このようなことから、子どもたちは、友達の意見を聞くことで、自分の捉えが揺らぎ、これまでの自分を見直すことができたということが分かります。
そして、子どもたちに、「優しくするってどういうこと?」と聞きました。分かっているようで分かっていないことを自覚化させるためです。子どもたちからは、「困っていたら『どうしたの?』と声をかける」「一緒に遊ぼうと言われたら『いいよ』と言う」という意見が出ますが、それから続きません。ある子どもが、ポツリと「優しくするとは…優しくすること?」と言い、周りの子どもたちも「う〜ん」と考え込む姿が見られました。
 そこで、「『優しくする』とはどういうことだろう」と問いかけ、内容に入りました。
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