考え議論する道徳の実装に向けて その2「カラフルな工夫」(相互理解、寛容)

公開日: 2026年6月30日火曜日

 その1に引き続き、

【単元型学習】テーマ「多様な他者と共に生きる」

第1時「カラフルな工夫」(B相互理解、寛容)(光文書院)

導入では、約1週間ぶりの道徳だったため、ノートに書いた振り返り、ロイロに書いていた感想を見直すように促した上で、号車ごとに(10人ずつくらい)なりたい自分ボードに貼り付けている自分のマグネットの位置を確認(あげる、下げる、動かさない)に来るよう促しました。


昨年度3年生でなりたい自分ボードを実践した際は全体的に上方に位置している子どもが多くいたのですが、6年生は下方に多く位置していました。前でマグネットを動かしていた子ども話しながら動かしていたので聞き耳を立てて聞いて見ました。

ゆい:みんなあまり上にあげてないから、上げづらいな〜

T:気にせず上げたら?

ゆい:う〜ん。(しばらくみんなが動かす様子を離れて見ていました)

たけし:どこかな。下でもないし、かといって上でもないし。

さとる:俺はここ。(真ん中より少し上。)

たけし:えっなんで?

さとる:1年生のお世話もできているし、さすがに4月からは成長しているでしょ。

たけし:・・・じゃあここ。めちゃくちゃ上じゃないけど、上の方かな。(真ん中)

ゆい:じゃあ私はここ!上。(1番上)

6年生になると集団の中の自分というのがより解像度が上がって見えている子どもが多いのか、下に位置している子どももそこまで自分を卑下しているわけでもなさそうでした。なりたい自分を上げ下げした理由を全体の場で子どもに問うと、教材の感想についても語り始めたので、そこから教材に入りました。

すでに事前読みを行なっていたので、日本理化学工業の動画を視聴しました。視聴の視点として働いている人の中に障がい者がいるのかどうかと、それがわかるものがあるかどうか、を探してみてねと投げかけました。

視聴後、子どもに感想を聞いてみると、

かずと:普通の人だったら、えっと普通の人っていうか?う〜んなんていうか

T:OK普通の人ね。続きいいよ。

かずと:普通の人だったらわかることもあるけど、わからない人がいるから、三角やばつなどがわかりやすく描かれていた。わからない人もいるからイラストも書かれている。

りり:普通の人っていうか・・・基準が・・・誰もが・・・。

T:普通の人?ってかずとくんが引っかかっていたけど、普通の人ってどんな人?近くの人と話してみて。

のん:何かに不自由ではない人。

りり:元気な人!喋る、食べる、目が見える、自由に動けるというのがクリアできる人

のん:自分で自由に動けるみたいな?

りり:自分で自由に動ける・・・

T:じゃあ話したことを教えてもらっていい?

ここから全体の場をもち、自分たちが感じていた普通の人について考えを出し合っていきました。普通の人というのがどんな人なのか、子どもは基準という言葉で表現する姿が見られました。


ここまでで開始から約20分です。続きは次のブログでご紹介します。

お読みいただきありがとうございました。

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