「考える道徳」とは

公開日: 2016年2月2日火曜日

 道徳の教科化で何が変わるのでしょうか。
今回の改訂で、体験的な学習、問題解決的な学習、総合単元的な学習など様々な手法を取り入れてよいこととなり、学習内容も豊富になるかと考えられます。

道徳が教科になるとはいえ、大切にしなければならないのは、目の前の子どもたちが、道徳的な問題を自分のこととしてとらえ、本気で悩み、考え抜くような学習を行うことではないでしょうか。このことが、自分の生き方に生きて働くことにつながると考えます。

 そこで、2月12日の研究発表会では、案内に載せていたこととは別に、次の3点が提案できるような授業を行います。

○「考える道徳」の具現化
 これまでの学習は、多様な価値のとらえを出し合うことに留まっていたことが多かったのではないでしょうか。「考える道徳」では、そこからさらに一歩踏み出すことではないかと考えます。そのために、まずは、子どもたちが考えていきたいことを取り上げて課題を設定します。そして、何がよいことなのかを自分の生活経験を基にしながら検討していく場を設定し、価値に迫っていくことができるようにしていきます。

○ 資料の工夫
 子どもたちが自分の「今」の生き方と向き合いながら、本気で何がよいことかを追求することができるような資料を開発しています。(私は、道徳的な問題を自分のこととして受け止め、仲間とともに追求していこうとすることが問題解決的な学習といえるのではないかと考えますが・・・。)資料の内容は、当日を楽しみにしていてください!

○ 一番のアピールは、なんといっても・・・子どもたち!
 子どもたちが自分をさらけ出し本音で語る姿、友達の考えについて納得するまで訊く姿、価値とこれまでの自分とを重ねて生活経験を語る姿など、とにかく本学級の子どもたちの本気で学ぶ姿を見てください。

 新たな道徳をともに創っていきましょう。
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